・工事概要
・現場:埼玉県 さいたま市
・工事内容:バルコニー防水改修工事
・工期:2日
・着工前の様子
・今回ご依頼いただいたお建物は、前回に引き続きヘーベルハウスのヘーベルハウスのバルコニー防水改修工事です。
着工前の状態は、バルコニーには多数のプランターが設置されており、敷材の下は土汚れが広い範囲で確認されました。



・下地施工
下地施工の最初の工程として、まずは長年にわたって蓄積してきた土汚れを落とし防水工事の品質を確保するために、水洗いしてしっかりと汚れを落としていきます。
この時に、既存防水層の状態も確認しながら慎重に行っていきます。そうでないと裂けや穴などの損傷がある状態で水洗いを行うと建物内部に水が侵入し、水漏れも原因となる恐れがあるためです。



水洗い後しっかりと拭き上げをし入隅鋼板・立ち上り鋼板を取り付けました。
入角鋼板はビス穴にエポキシ樹脂を充填してから固定することで、ビスの保持力を高め、長期間安心して使用できる下地を形成します。
立ち上り鋼板設置にあたって既存のコーキングも撤去していきます。



鋼板取り付け後は絶縁シートを敷設し、その上からIHディスク盤を設置していきます。
ヘーベルハウスの施工仕様に基づいたピッチでIHディスク盤を設置します。決められた間隔を守って施工することで、塩ビシートを均一に固定でき、長期間にわたって安定した防水性能を発揮します。



見えなくなる部分ではありますが、防水層を長期間維持するためには非常に重要な工程です。
防水工事は仕上がりだけでなく、見えなくなる下地処理の品質が防水層の寿命を大きく左右します。
・塩ビシート新設施工 仕上げ施工
今回使用した防水シートは、アーキヤマデ製「リベットルーフHP2.0ミリ厚」です。耐久性・防水性能に優れた塩ビシート防水材で、約30年にわたりお建物を雨水から守ります。
シートのシワやたわみは見た目だけではなく、将来的な不具合につながる可能性があるため、初期段階で確実に整えていきます。



シート敷設後は、下地施工で設置したIHディスク板へ誘導加熱接着を行い、防水層シートをしっかりと固定しました。これにより、シートの浮きやズレを防ぎ、強風時のめくれや経年による剥離リスクを抑えながら、防水層全体の安定を高めています。
その後シート端末部にはFLシールを施工して仕上げることで、防水性能をさらに高めています。



仕上げに、立上りシート端末にコーキングを新設していきます。
コーキングは紫外線や雨風の影響を受けやすいため、上からラバロンを塗布し、コーキングの保護と耐久性向上を図っています。
最後にドレンを再設置して完了になります。



・完了写真



・まとめ
今回は、ヘーベルハウスDFのバルコニー防水改修工事をご紹介しました。経年劣化や過去の補修跡が見受けられましたが、適切な下地処理からヘーベルハウスの施工仕様に沿った塩ビシート防水まで、一つひとつの工程を丁寧に施工し、防水性能を回復させました。
防水工事は、雨漏りが発生してからではなく、劣化が進み始めたタイミングで改修を行うことで、建物へのダメージを最小限に抑え、結果的にメンテナンス費用を抑えられるケースも少なくありません。
株式会社江戸ワークでは、ヘーベルハウスをはじめとした住宅の防水工事を数多く手掛けています。屋上やバルコニーの防水層の劣化、雨漏りなどでお困りの方は、お気軽にご相談ください。現地調査から最適な改修方法まで、お建物に合わせてご提案いたします。
次回はバルコニー編をご紹介ししたいと思います。
株式会社江戸ワークでは、ヘーベルハウスの屋上防水・バルコニー防水の施工事例を多数掲載しています。防水工事をご検討中の方は、ぜひ他の施工事例も参考にしてみてください。
こちらから▶ヘーベルハウスの屋上防水は何年もつ?寿命とメンテナンス時期を防水職人が解説 | 江戸ワーク
こちらから▶【東京都 文京区】こんな症状は要注意!ヘーベルハウスの屋上の鋼板の浮きと防水シート断裂 | 江戸ワーク
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