目次
- 1. ・塩ビシート新設施工 仕上げ施工
- 2. ・ペントハウス
- 3. ・完了写真
・塩ビシート新設施工 仕上げ施工
前回しっかりと下地施工をした箇所に塩ビシートを敷いていきます。
2液ボンドを使用し溜まりがないよう、扇状に満遍なく塗っていきます。溜まりがあると乾きにムラがでてシートを張り込んでいった際に、膨れの原因になってしまいます。
また、ボンドの乾き具合も重要です。敷き込みが早すぎてしまいますと、シートの中にガスが溜まってしまい浮きの原因になったり、遅いとシートが密着しないため、天候・温度・湿度を見極めて適切なタイミングで敷いていきます。
その後、手でシートとボンドを馴染ませながら、少し進行方向に引っ張り、浮きが出ないよう転圧ローラーでしっかりと転圧していきます。



シート敷設後は、立ち上がり塩ビシートを新設していきます。
この作業が一番職人の腕の見せ所です。熱風溶接機で直角に立ち上がった入隅の角を均等にだしていきます。弱すぎてしまうと改修前のように、入隅からシートが浮いてしまいます。またパラペットの天端にシートをつけていく際も、面から↖↑↗このようなイメージでつけていかないと、しわが溜まってしまいますので、慎重にしっかりと張り込んでいきます。
その後シート端末部にはFLシールを施工して仕上げることで、防水性能をさらに高めています。


・ペントハウス
次にペントハウスを防水していきます。
ペントハウスは歩行いたしませんので、絶縁工法で施工いたします。
最初に絶縁シートを張っていきます。しわがでてしまうと、新設するシートに影響する為、丁寧に張り込んでいきます。
※絶縁シートとは 塩ビシートには、「可塑剤」という曲げやすく、加工しやすくなったり、UV劣化や温度変化に対する耐性を向上させる添加剤が入っています。それにより施工がしやすくなりますが、可塑剤は長期で抜けやすくなっています。抜けてしまうと、硬化・ひび・収縮などの不具合が起きてしまいまいます。またこの可塑剤は水や油に溶解し、絶縁シートを張らないと新しい塩ビシートに「可塑剤移行」してしまいます。消しゴムにも「可塑剤」が入っていて、スリーブをいれないと筆箱にくっついて痕が残るのもそのためです。また、既存層の膨れや不具合の影響が新しい防水層に伝わらない 下地と塩ビシートの間に動きを許容できる といった効果が得られます。



次に、ペントハウス専用の鋼板を設置していきます。 こちらもALC専用ビスでしっかりと固定し塩ビシートを新設していきます。 ペントハウスは傾斜があるため、安全に気を付けながらシートを引っ張り、シワやたわみが出ないよう張り込んでいきます。



シート敷設後は、後ディスクで防水層シートをしっかりと固定しました。これにより、シートの浮きやズレを防ぎ、強風時のめくれや経年による剥離リスクを抑えながら、防水層全体の安定を高めています。



その後、笠木、手摺を復旧し作業終了となります。



・完了写真






今回は、パナソニックホームズの屋上防水施工を、ご紹介させていただきました。
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